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2022.12.16BLOG
服のタグ(品質表示タグ)には何が記載されている?

市販の服には必ず品質表示タグを付けることが義務付けられています。ハンドメイド商品であっても、不特定多数の人に販売する商品には品質表示タグを付けなくてはいけないのです。今回の記事では品質表示タグの内容をテーマにお届けしていきます。

品質表示タグの内容とは?

服についている品質表示タグには次のような内容が記載されています。

サイズ

服のサイズが表示されています。服のサイズ表記は任意となっています。

繊維の組成(使用している繊維について)

どのような繊維が含まれているかが表示されています。具体的な表事例は下記の通りです。
ポリエステル 65%
綿 35%
特定の物質にアレルギーを持っている方は、この繊維表示を参考に衣類選びができます。繊維の名称は指定用語を使用することが定められており、混用率の高い繊維から順番に並べます。

取り扱い絵表示(洗濯絵表示)

服の取り扱い方法について、誰でも分かりやすいようにマークで説明します。洗濯絵表示は日本工業規格によって表示記号が指定されており、消費者はマークを見ることで服の洗濯方法・アイロンのかけ方・塩素漂白の可否・ドライクリーニングなどの正しい扱いが理解できるのです。特に特殊な繊維が使用されている服は、必ず取り扱い絵表示を確認してください。

付記用語

洗濯絵表示の補足情報を記載します。具体的には「タンブラー乾燥はしないでください」「色移りの可能性がありますので他の物と分けて洗ってください」などのような注意事項が書かれることが多いでしょう。この付記用語の記載は義務ではありません。

表示社名・連絡先

販売または製造・加工の責任がある会社名(個人の場合は個人名)と住所・電話番号などの連絡先が記載されています。

原産国

原産国の表示は義務ではありませんが、〇〇製と記載されている品質表示タグもあります。

まとめ:服のタグ(品質表示タグ)には何が記載されている?

いかがでしたか?今回の内容としては、
・不特定多数の人に販売される服は品質表示タグをつける義務がある
・品質表示タグに必ず記載しなくてはいけない内容は繊維の組成・取り扱い絵表示・表示社名
・品質表示タグにはサイズ・付記用語・原産国は任意で記載されている
以上の点が重要なポイントでした。品質表示タグの内容を理解し、取り扱い方法や繊維についても確認した上で服選びができるようになりましょう。

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