学校法人桜井学園
横浜ファッションデザイン専門学校

「洋服ブラシはどうやって使えばいいのだろう…」
「洋服ブラシをどう選べばいいのか分からない…」
洋服ブラシの使い方が分からないという方はいらっしゃいませんか？洋服ブラシを使うと、服を美しく長持ちさせることができますので、お手入れとしておすすめです。

今回の記事では、洋服ブラシの効果や使い方と、選び方を紹介していきますので、ぜひご覧ください。

洋服ブラシの効果とは？

洋服ブラシを使うことで、次のような効果が得られます。
・服についた埃やチリなどの汚れを落とす
・繊維の目を揃えて毛玉を防止する
・繊維に空気を通して服のシルエットを美しく保つ
・毛玉を取る
洋服ブラシで日々服のお手入れをすれば、服が美しい状態で長持ちすると言えるでしょう。ちなみに、洋服ブラシは、日本人が和装ではなく洋装を着るようになってから国内で普及しました。

洋服ブラシの正しい使い方とは？

続いて、洋服ブラシの正しい使い方を説明します。

1.ブラッシングする服をハンガーに掛ける

着用した時のシルエットに近い、「服に適したハンガー」を使ってブラッシングする服を吊るします。

薄手のニットやマフラーなどは、ハンガーに掛けるとブラッシングしにくくなるため、テーブルなどに置いても問題ありません。

2.繊維と逆方向にブラッシングする

最初に衣類についた埃やチリは繊維と同じ方向にブラッシングすると、余計に取れにくくなってしまいます。ブラッシングはまずはじめに繊維の目と逆方向に行うようにしてください。さっと「優しく払う」ことがポイントです。

3.繊維の目に沿ってブラッシング

手順2で、繊維の目と逆にブラッシングをすることで汚れが浮きます。その後は繊維の目に沿ってブラッシングをしましょう。

表面に浮き出た埃やチリをすくい取る感覚で、力を入れずに服の表面を払います。

4.最後に生地の目に合わせて服全体をブラッシング

服から汚れを取り除いた後は、空気を含ませるように意識して、生地の目に合わせたブラッシングを行います。

洋服ブラシの選び方のポイントとは？

洋服ブラシを選ぶ時には、自分の手で扱いやすいサイズ・形状のものを見つけることが大切です。ブラシ自体が大きければ、ブラッシングの時間を短縮でき、小さいものは持ち運びに便利でしょう。

また、ブラシの素材には、豚毛・馬毛などがあります。豚毛はハリ・コシがあって、折り目が細かい生地に適しており、馬毛はしなやかで柔らかいことから、デリケートな生地のお手入れに向いています。必要であれば、異なる種類のブラシを使い分けられると良いでしょう。

まとめ：洋服ブラシの効果と使い方！洋服ブラシはどう選ぶ？

いかがでしたか？今回の内容としては、
・洋服ブラシは、服についた埃やチリなどの汚れを落としたり、繊維の目を揃えて毛玉を防止するなどの効果が得られる
・はじめは繊維と逆方向にブラッシングし、そこから繊維の目に沿ってホコリを払い落とす
・豚毛は折り目が細かい生地に適しており、馬毛はデリケートな生地のお手入れに向いている
以上の点が重要なポイントでした。思い入れのある服を長く美しく着るためには、洋服ブラシを正しく活用できるようになりましょう。

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