- 2022.11.21BLOG
- アパレルバイヤーに資格は必要ある?バイヤーにも役立つ資格は?
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アパレルバイヤーとは、商品の買い付けを行うポジションのことで、日本各地はもちろん世界中を飛び回りながら仕事をする方もいます。
今回は、アパレルバイヤーになるために必要な資格や役立つ資格について説明しましょう。
アパレルバイヤーに必要な資格とは?
結論から言えば、アパレルバイヤーになるための資格は存在しません。特別な試験や学歴が求められることもないものの、豊富な知識・経験・ショップやブランドへの深い理解が必要になります。
さらに臨機応変な判断力・交渉力・海外で買い付けを行う場合には語学力も欠かせません。売り上げを左右する莫大なお金を動かす立場にあるため、バイヤー経験のない新人が独り立ちするまでには、多くの時間がかかると言えるでしょう。
アパレルバイヤーに役立つ資格とは?
アパレルバイヤーになりたいと考えているのなら、次のような資格が役立ちます。
販売士検定
販売士検定は「リテールマーケティング検定」と呼ばれることもある資格で、販売に必要な商品知識・販売技術・仕入れ管理・在庫管理・マーケティングなどについての専門的な知識を必要とします。
1級〜3級が用意されており、2級までは比較的取得しやすい資格ですが、1級の合格率は20%程度となっています。
ファッション販売能力検定
アパレル業界でファッションの販売に携わる人材の知識・能力向上を目的としている資格が、ファッション販売能力検定です。1級〜3級があり、3級は商品販売に必要とされる基本的な知識・2級は顧客対応や事務処理ができる実務レベル・1級はそれらの知識をベースとして店長や店の運営を担えるレベルが求められます。
2級までの合格率は50%程度ですが、難易度の高い1級の合格率は公表されていません。
TOEICや英検
海外での商品買い付けが想定される場合には、高い語学力が求められます。TOEIC・英検で実務レベルの英語力を持っていることを表明する必要があるでしょう。
まとめ:アパレルバイヤーに資格は必要ある?バイヤーにも役立つ資格は?
いかがでしたか?今回の内容としては、
・アパレルバイヤーになるための資格は存在しない
・アパレルバイヤーになるには豊富な経験・知識・判断力・交渉力などが必要
・アパレルバイヤーに役立つ資格は販売士検定・ファッション販売能力検定
・海外での買い付けが想定される場合には語学力を明らかにする資格も有効
以上の点が重要なポイントでした。アパレルバイヤーには資格が求められませんが、多くの経験・知識・能力が必要であることを知っておきましょう。