学校法人桜井学園
横浜ファッションデザイン専門学校

パタンナーとファッションデザイナーは、どちらも服を作るために欠かせない職業です。それぞれにはどのような違いがあるのでしょうか？今回はパタンナーとファッションデザイナーの違いをテーマにお届けしていきます。

パタンナーとファッションデザイナーの仕事内容とは？

まずは、パタンナーとファッションデザイナーの仕事内容について説明します。

パタンナーの仕事はパターンを作ること

パタンナーは、ファッションデザイナーが書いたデザイン画を元に型紙（パターン）を作ります。型紙は布を裁断するためにあるもので、型紙がなければデザイン画通りの服を形にすることができません。完成した型紙を元に試作品が作られ、微調整をしながら服づくりが進みます。

ファッションデザイナーの仕事は服をデザインすること

ファッションデザイナーはその名前通り服のデザインをすることが仕事です。流行を把握しながらオリジナリティも加え、デザイン画を作成します。

パタンナーとファッションデザイナーの違いとは？

先ほど説明したように、パタンナーとファッションデザイナーは基本的な仕事内容自体が変わります。ただし、どちらの職業も縫製・裁断・素材・デザイン・カラーなどの服づくりに必要な知識を身につけなくてはいけません。具体的な仕事内容の他にも、パタンナーとファッションデザイナーには多くの違いがあります。

必要なスキルの違い

どちらの職業も必要な資格はありませんが、パタンナーの場合「パターンメーキング技術検定」や、パタンナー業務ではCADを活用することから「CAD利用技術者検定」などが役立つでしょう。それに対してファッションデザイナーは、カラーやデザインに関係のある資格を取得する方が多くいらっしゃいます。

求められる能力の違い

ファッションデザイナーには独創性やアイデアが求められますが、パタンナーに求められるのは正確性です。パタンナーは、納期を厳守して地道な努力ができる方に適しているでしょう。

まとめ：パタンナーとファッションデザイナーの違いとは？

いかがでしたか？今回の内容としては、
・ファッションデザイナーは服のデザインを考える仕事
・パタンナーはデザイン画を元に型紙を作る仕事
・ファッションデザイナーとパタンナーは求められるスキルや能力が違う
以上の点が重要なポイントでした。パタンナーとファッションデザイナーには仕事の内容も含めて多くの違いがあります。自分の適性は何かを考えてみましょう。