- 2024.03.29BLOG
- カラーコーディネートの基本の色相・明度・彩度とは?
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カラーコーディネートとは、色の違いを見極め、最適なカラーを組み合わせるスキルを指しています。赤、青、緑、と言っても数えきれないほどの赤や青、があるわけですが、それには色相や明度、彩度といった色の3要素が色を決定づける要素となっています。
今回の記事では、カラーコーディネートの重要な要素である色相・明度・彩度をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。
カラーコーディネートの要素である色相・明度・彩度とは何か?
早速、カラーコーディネートを行う上で重要な役割を果たす色相・明度・彩度の要素について見ていきましょう。
色相
色相とは赤、青、緑といった色味の違いを意味しており、色相の変化をひとつの輪にしたものを色相環といいます。
色相は見た目のイメージを変える重要な要素であり、青い色を含むファッションには清潔感や涼しさを感じ、赤い色を取り入れたファッションは温かみやインパクトを感じます。
明度
明度は文字通り色の明るさを意味します。明度が高ければ明るく、低ければ暗い色に変わります。具体的には、青色をベースに考えると、明度が高い青色は水色となり、明度が低い色は紺色だと考えればわかりやすいでしょう。
同じ色相でも明度が変わるだけで大きく印象が変わり、ペールトーンの淡い色は清楚でふんわりとした雰囲気になります。最も明度が高い色は白、最も低い色は黒です。
彩度
彩度は色の鮮やかさを指しています。彩度が高い色はより色みが明快になり、彩度が低い色はくすんだ色合いです。
つまり、彩度が高くなるほどくすみは無くなって、ビビッドで鮮やかな色味になっていきます。
カラーコーディネートでは色の組み合わせも重要
カラーコーディネートでは色彩・明度・彩度を調整して理想的なカラーを導き出し、複数のカラーを組み合わせる「配色」を行います。色を組み合わせて自分の理想のイメージを形にしていくわけですが、彩度は色の派手・地味感との関連が深く、明度は膨張・収縮効果と関係が深かったりするため、とても奥が深い世界であると言えます。
まとめ:カラーコーディネートの基本の色相・明度・彩度とは?
いかがでしたか?今回の内容としては、
・カラーコーディネートで重要な要素は色相・明度・彩度
・色相は色合いのことを指し、赤・青・黄色などの色のこと
・明度は色の明るさを指し、水色・青色・紺色などを分類する
・彩度は色の鮮やかさを指し、彩度が高いほどビビッドなカラーになる
以上の点が重要なポイントでした。カラーコーディネートの要素である色相・明度・彩度を意識すれば、理想的な色合いをコーディネートに取り入れやすくなるでしょう。